診療項目一覧

1. 保険診療

母斑・皮膚腫瘍(良性・悪性)、熱傷・熱傷後瘢痕、傷跡や引きつれ(瘢痕・瘢痕拘縮)、顔面・四肢などの外傷、顔面骨の骨折、手・足の先天異常、陥入爪、巻き爪、腹壁ヘルニア・デベソ、眼瞼下垂、顔面神経麻痺後の変形、難治性潰瘍、乳房再建、陥没乳頭など



2. 自費診療

レーザー治療:
脱毛、シミ、ホクロ、色素性母斑、美顔レーザー、フェイシャルピーリング など。

シミ
1.使用機器:Q-switch ruby laserです。
2.所要時間:レーザーの前後に冷やす時間を含めて、約15分くらいです。
3.痛み:個人差はありますが、輪ゴムではじいたような感覚です。大きさが大きい時は、前もって局所麻酔クリームを使用してから行いますので安心して下さい。
4.治療経過:1回の照射でカサブタが出来ます。このカサブタは7-10日で自然脱落します。この後、紫外線予防をして頂きます。合併症として、炎症性色素沈着が稀に生じることがあります。この場合には、保湿をして頂くことで通常3か月位で軽快します。

脱毛
1.アレキサンドライト・ジェントルレーザー(Gentle Lase PRO-LE)を用いた医療脱毛です。
2.所要時間:例えば両脇だとレーザーの前後に冷やす時間を含めて、約15分くらいでしょう。
3.痛み:個人差はありますが、少し熱いといった感覚です。レーザーの出力を調整して照射しますので安心してください。
4.脱毛回数:毛周期に合わせ6~8週間隔で3-4回が通常です。
1回レーザー脱毛して、また新しい毛が伸びてきたら2回目をします。
 費用:両ワキ:\6,000(税抜き)
    両腕(ひじから下):\16,000(税抜き)
その他の部位はお問い合わせください。 各部位とも4回目からお安くなります。
5.脱毛治療後、所々に残った毛の脱毛は?
残りの毛に関しては1照射あたり100円で脱毛しています。
6.脱毛後のケアは何をすればいいの?
肌を露出するところは紫外線対策をしっかりしましょう。
ワキなどは特にありませんが、あまりこすらないようにしましょう。
初回照射直後:少し赤みがありますが問題ありません
照射直後には、クリニックで抗生剤含有軟膏を塗布します
7.日焼けした肌にはレーザー脱毛できるの?
シミの原因や炎症を起こしやすくなるので、脱毛は避けた方がいいでしょう。
日焼け肌がおさまってから脱毛しましょう。

しわ治療:
ヒアルロン酸注入 ボトックス治療、フェイスリフト(全顔面、中顔面の皺取り手術)、脂肪注入 など

ボトックス治療について(院長より)
私は、形成外科医ですので顔面神経麻痺の治療もしていました。その関係で顔面表情筋を麻痺させてシワを無くすという治療に違和感を覚えていましたが、眼瞼痙攣のボトックス治療(保険診療)の経験から、うまく使えば良い治療法であることを認識しました。
良い結果を得るためには、顔面の表情筋の解剖に熟知している必要があります。最近マスコミでボトックス治療の問題が取り上げられていますが、これらはおそらく表情筋の解剖と機能に熟知していない術者によって行われたためではないかと思います。
ボトックス治療を実際に行ってみて、この治療はうまく利用すれば素晴らしい整容的効果が得られることを実感しました。
ボトックスの効果が確立するまでには2週間位が必要ですので、同窓会の前など、何かの会の前に眉間や額のシワを何とかしたいとお考えの方は、余裕をみてご相談ください。

■ フェイスリフト:

しわとタルミの改善には、手術方法が最も効果があります。

全顔面のフェイスリフトは、全身麻酔で行います。額のシワ除去は、頭皮内の3か所(約2㎝)の切開から内視鏡を用いて行います。この操作に、下記の中顔面から下顔面の手術操作が加わります。約1週間の入院が必要となります。

中顔面から下顔面のフェイスリフト
局所麻酔で行います。術直後からキズが目立たず4日目頃から仕事復帰が可能です。 ホホとクビのタルミを引き締める効果があります。

中顔面のフェイスリフト(mini-face lift)
局所麻酔で行います。オフィス・フェイスリフトとも呼びます。その名のように「仕事の合間に」という方にお勧めです。土曜日にすれば、月曜日から仕事に復帰できます。頬のタルミを取り、引き上げ効果があります。但し、クビのシワは改善されません。

鼻唇溝のシワ(ほうれい線)には、フェイスリフトに注入療法(PRP or ヒアルロン酸)を併用すると効果的です。クリニックのお勧めはPRP(多血小板血漿)注入療法です。

■ 再生医療による顔若返り治療(フェイシャル・リジュビネイト)

1. 提供する再生医療:多血小板血漿(Platelet Rich Plasma)療法
患者さん自身の濃縮した血小板(PRP) を皮下に注射することによって組織の増生を促す治療法です。当クリニックは、厚生労働省の「再生医療等安全確保法」の認可を受けた施設です。(施設番号FC6170001)

2. 適応と利点
まぶたの凹み・ほうれい線などのシワの治療や頬のハリ、リフトアップ効果などボリュームアップで効果が期待できるものが適応となります。
自分の細胞を増やすことによって効果を得ることができる点で、異物を注入する他の治療法とは異なります。

3. 治療の概要
患者さんご自身から採血した血液から血清成分のみを取り出し、PRP(多血小板血漿)を作製します。そこへbFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子:薬剤名フィブラスト)の微量を添加します。このように作製した多血小板血漿+bFGF (PRPF)を皮下に注入します。皮下深部に注入されたPRPFは生理的な反応によって主に脂肪に置き換わり(組織再生)、ボリュームアップ効果を出します。

4. 効果の持続について
ボリューム獲得の効果は約1ヶ月で完成し、その後の変化はありませんのでご安心ください
肌の水分量やキメの改善は8ヶ月目頃より現れ、この効果は平均4年ほど持続します。(年齢・環境により個人差はあります)

5. リスクについて
皮下出血や腫れ/炎症反応:個人差がありますが、概ね1-2週間程度で改善します。
予想よりもボリュームが出来すぎる(組織の過剰再生):PRPの注入量が多すぎた場合は注入後1ヶ月以内にステロイドの注射で減量できます。
*PRP治療後に「しこりが生じた」「発赤や痛みが繰り返す」などの事例が報告されています。これはbFGFが過量の場合や、短期間で繰り返し同じ場所に注入する場合に多く発生しています。当クリニックのプロトコールでこのような事例はありません。
*PRPは私が10年以上研究に携わってきた領域です。お気軽にご相談下さい。

美容外科手術:
二重まぶた、上眼瞼余剰皮膚切除、下眼瞼余剰皮膚切除、下眼瞼膨隆(baggy eye)形成術、豊胸手術、乳房縮小術 など。



目の美容外科・形成外科

二重瞼(ふたえまぶた)

ふたえまぶたのできる理由
瞼を挙げる働きをする上眼瞼挙筋の線維が皮膚まで達しているため、瞼を開けると引っ張られて皮膚が折り重なる結果とされています。ひとえ瞼の場合はこの線維が皮膚まで達していないので出来ないわけです。


二重のかたちと幅
平行型と末広型とがあり,若い時は末広型で,年令が進むと平行型に移行する傾向があります。若い人の平行型二重瞼は,どちらかというとややハデな印象を与えます。二重の形,二重の幅を決めるには,細い針金状のものを瞼に押し当てていろいろの二重を作ってみて,一番希望に合う形と幅を決めます。


二重瞼の作製方法
人工的にこの線維の代りになる癒着を作ることで、二重ラインを作製することができます。手術方法には、大きく分けて切開法と埋没法とがありますが、いずれも局所麻酔下に行います。

a. 埋没法:当院では、合併症などの観点から施行していません。

b. 顕微鏡下切開法:手術顕微鏡下に行います。予定する二重のラインを切開し,皮膚と瞼板が癒着するように縫合します。埋没法で作った二重が消えた場合、腫れぼったい瞼や皮膚の厚い場合に適用します。1週間位で腫れは消退します。腫れが退くまでの間は,幅広い二重ラインになっていますが心配は要りません。

c. 顕微鏡下微小切開法:埋没法と切開法の短所を取り除いて二重ラインを作製する方法です。手術顕微鏡下に行います。予定する二重のライン上に3か所で3-4mm位の切開をします。この3か所で皮膚と瞼板が癒着するように縫合します。縫合に使う糸はきわめて細いので、手術後の傷跡もほとんどわかりません。4日ほどで腫れも引きます。また、埋没法で問題となる「後戻り」もしない利点があります。腫れの続くのをできるだけ短期間にしたい方には、この方法をお勧めします。

d. 顕微鏡下腱膜前進法を併用した二重瞼作製法:一重まぶたの人は、もともとある程度眼瞼下垂をともなっていることが多いようです。
下あごを前に出して下目づかいで見ている、上眼瞼の上に少し陥凹が見られ、開瞼幅が少なく黒目の上半分の露出が少ないなどの症状があれば、下垂があると考えられます。
この場合には、眼瞼下垂の手術を併用した二重作製手術を行います。眼瞼縁から6-7mmの高さで眼瞼中央部に約1.6cmの切開をし、ここから挙筋腱膜を前進して下垂症の矯正をします。その後、前進して余った挙筋筋膜の先端部を瞼縁側皮膚の瞼板前眼輪筋と縫合します。このようにすることで、下垂症の治療と二重瞼の作製が同時に行えます。切開幅が少ないので手術後の腫脹は4日目でかなり軽減し、2週間でほぼ違和感のない二重瞼になります。下垂のある方には、この方法をお勧めします。

当院では、すべての手術操作は手術用顕微鏡を用いて行っています。手術用顕微鏡を利用することで組織のダメージを少なくし、確実な手術操作が可能になります。術後の腫れや傷跡の軽減にもつながります。


瞼のしわ

上眼瞼の皮膚が弛むと,被いかぶさって視界を妨げます。眉も下垂気味の場合には一層努力して開瞼しなければならないので疲れ易く,うっとうしく感じます。縫合線が二重瞼のラインになるように余った皮膚を切除することで改善します。


下眼瞼の皮膚の弛みの治療は,上眼瞼とは違います。皮膚を少しでも余分に切除しすぎると外反(アカンベをした状態)になり易いからです。まず睫毛の下2~3mmの所を横に切開(目尻から約1cm外側まで)して皮下を剥離します。皮膚を外上方に伸ばして余った部分を切除しますが,口を開けて,上目使いをしても外反しないことを確かめて切除量を決めます。


まぶたの膨らみ

上眼瞼の内側にもみられることがありますが,多くは下眼瞼がプックリと膨んで,メブクロとも云う状態です。眼窩の脂肪が前の方に張り出して来た結果です。通常は皮膚の弛みと一緒にみられます。皮下剥離をして眼輪筋を分けると眼窩隔膜という透明膜に包まれた脂肪が出てきます。隔膜を切開してはみ出した脂肪を切除します。このときにゆるんだ眼窩隔膜を緊張するように縫合することで、すっきりした下眼瞼にすることができます。


蒙古ひだ

目頭の上から下に向うひだが蒙古ヒダです。この蒙古ヒダがあるとピンク色の涙丘(るいきゅう)が隠れ、目が小さく見えます。この蒙古ヒダを修正するのが内眼角形成術です(美容外科では目頭切開ともいわれます)。内眼角形成術には、Z-形成、Y-V形成などの方法があります。内眼角が離れている場合には、内眼角靭帯を短縮することもあります。手術により目が大きくみえるようになりますが,この部位の傷跡は他の部位に比べて残りやすいことを理解してから受けられることをお勧めします。


睫毛内反(逆まつげ):保険診療です

内反症といいます。瞼の縁が内側に曲って、睫毛が角膜を刺激し、痛みや涙、ひどい場合には角膜に傷ができます。


1. 原因について
皮膚性内反、瘢痕性内反、老年性内反などがあります。一般に乳幼児にみられるのは皮膚性内反で、まぶたの皮膚がひだのように盛り上がって逆まつげになります。2才位まではまつ毛も軟らかいので角膜を障害することは稀で、自然に治ることが多いです。


2. 手術について
入園時期になっても内反している場合には手術を考えなければなりません。入学時期になればもう自然には治らないので手術の対象となります。


3. 手術の方法
子供さんの場合は全身麻酔で、大人の方は局所麻酔です。

上眼瞼の睫毛内反:軽度の場合は、二重のライン(あるいは瞼縁から6-7mm)を切開し、瞼縁側の眼輪筋を瞼板組織に縫合して外反させて治します。治りにくいのは内側の睫毛が内反している場合です。この場合には眼瞼下垂を伴っていることが多いので、クリニックでは下垂症手術を行い、前進させた挙筋筋膜の先端と瞼縁側の眼輪筋とを縫合して矯正しています。また、一般的に蒙古ヒダも併存していることが多いので、内眼角形成術も必要になります。

下眼瞼の睫毛内反:まぶたの中央から外側が内反している場合は、比較的簡単で、皮膚と瞼板の関係をずらしたり、瞼板のわん曲を変えたり、ごく少量の皮膚を切除して睫毛の向きを変えるなどの手術方法で改善します。眼瞼の内側の睫毛が内反している場合には、内反症の手術に併せて内眼角形成を行う必要があります。クリニックでは、睫毛のわずか下方の切開(傷跡はほとんどわからなくなります)で、瞼板を露出して下眼瞼牽引筋腱膜を前進し(準柿崎法)、瞼板に固定した筋膜の先端部を利用して、ここに瞼縁側の眼輪筋を縫合して睫毛の内反を矯正しています。こうすることで、これまでの手術よりも後戻りが少なくて、良好な結果を得ることができます。


眼瞼の瘢痕

眼瞼の瘢痕は、外傷後によく見られます。中には二重のラインが不整になってしまう場合もあります。わずかな傷ですが、本人にとっては大きな問題です。 このような場合、形成外科医は伸展皮弁やZ形成術で修正します。治療費は保険診療の扱いとなります。



眼瞼下垂(がんけんかすい)について

1. 眼瞼下垂とは
テレビなどで取り上げられていますので、見聞きされた方も多いと思います。文字通り「上まぶた(瞼)」が下って視界を妨げている状態です。クリニックでは開院以来3年間で約90例の下垂症例の治療を行いました。


2. 症状
以下のような症状のある方は、眼瞼下垂の可能性があります。

1. まぶたが重く開けづらい
2. 額のシワが目立つ
3. 眉の上のころに力が入っている
4. 眉とまつげの間が広い(眉毛が吊り上がっているため)
5. まぶたの上にくぼみがある
6. 頭痛・肩こりが強い・自律神経失調症状(不眠・うつなどの症状)

下垂症手術をすることで、これらの症状はほぼ改善されます。


(参考までに)
下垂があると、挙筋力の低下を補って瞼を上げようとするために人は自然と額にある前頭筋を使います。そうすると額にしわが寄り、眉が上がります。そのため上まぶたが上下的に幅広くなります。また顎を上げて下眼使いに物を見ます。下垂に左右差があれば顔を斜めに傾けて顎を上げます。このような代償性頭位はテレビを見ているときや、写真を撮ったときなど、無意識のときによく分かります。


3. 原因は?

1)生まれつきに筋力が弱い場合
2)コンタクトレンズや老化、外傷によって筋力が低下した場合
3)重症筋無力症などが原因となります。
また、上まぶたの皮膚が弛緩して垂れ下がっている場合にも同様の症状が見られますが、これは厳密には眼瞼皮膚弛緩症で眼瞼下垂とは異なります。

*眼瞼下垂症は下記の人に多く見られます

●目のあたりを良くこする人
●コンタクトレンズを長く使用している人
●白内障手術を受けた人


4. 手術

眼瞼下垂の手術は、眼瞼挙筋腱膜前進法で行います。局所麻酔の後、ふたえのラインに沿って皮膚を切開します。ここから上眼瞼挙筋腱膜を前方に引き出して瞼板に固定します。手術時間は、片方で30-40分、両側で60-80分です。


5. 手術のあとのケア

4日目までは、まぶた(特に切開線と瞼縁の間)が腫れます。1~2週間で腫れはずいぶん引きますが、元のように違和感がなくなるのには3か月位かかります。「まぶたの腫れ」は、1週間位は気になりますので、お仕事されている方は仕事の休みを利用してうまくスケジュールを立てて下さい。


6. 院長からのアドバイス

保険診療で3割負担ですと、両側の下垂症手術で約6万円です。自費診療で高く治療費を設定しているところもありますが、「形成外科」を標榜している施設では眼瞼下垂は保険診療で手術を受けることができます。また、この手術は機能面と整容面とをともに満たしてはじめて成功と言えます。経験を要する難しい手術の範疇に入りますので、形成外科専門医による加療をお勧めします。




診療案内
院内紹介
アクセス
診療・術後ケアまでの流れ
English
院長挨拶
診療項目一覧
料金一覧
HOME